豊中市で支援を考える、制度を考える、イベントを考える
などの場合に「当事者中心」「当事者家族中心」というこ
とを前提であること。これは当たり前です。
しかしここでいう違和感というのは「議論の場の中心」に
当事者を入れなければならないという意見です。逆の表現
をすると、当事者さえ入っていればいいと考える人もいます。
それで果たしていいのでしょうか。外していけないのは、
内容が当事者のことを中心にすることが大切です。
資源や仕組みを考えていく中で、「当事者不在」にならな
いよう、最終的には当事者が判断できれば、様々な方法は
あるわけです。これに対して、「健常者中心」という言葉
も耳にします。
この言葉にも違和感を感じます。「当事者の方々から健常
者中心で話し合いをするな」と言われた時、何のことにつ
いて話をしているかが重要だと思います。
支援者が支援者目線や事業中心だと、当事者にとって納得
いく形にならない場合が多くあるしょう。
ですから、当事者中心というより当事者不在で考えないで
ほしいということではないでしょうか。話がしにくい方、
移動が困難な方など参加できない方の代弁者も必要なのです。
「支援を考える」ということはあたりまえの生活が送れな
い方々が、送ることができるように、みんなで助け合うこ
とではないでしょうか。
障害福祉計画が現在5期になっております。ここでは大きな
課題しか記載されていません。例えば「就労促進、GHの
確保、相談支援の充実」などです。
原因の追究やどのポイントに着目して検討してくのかなど
細かい点は記載されていません。細かいところは当事者に
お聞きするしかないのです。
一緒に考えましょう。
特定非営利活動法人 バムスぴあ
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