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フルーツポンチ作りました

7月の暑い中、外に出ることはやめにしたほうが良いと

クムの利用者から声が出ました。

そこで、夏らしくフルーツポンチをつくって、みんなで

楽しく食べましょうということになりました。

コロナ禍の今、事業所では楽しく食べるということに取

り組むのは心配なところがありますが、除菌を徹底して、

マスクを必ず着用し、取り組みました。フルーツの缶詰

とサイダーを混ぜてというのが簡単な作り方ですが、今

回は白玉団子を作ったり、寒天でゼリーをつくったりと、

少し手の込んだものを作りました。

少し時間はかかりましたがおいしそうに出来上がったそ

れは、まるで宝石箱のようでした。みんなで一斉にテー

ブルにつくと距離が保てないため、和室や机の上など各

々の場所での「いただきます」をしました。味は本当に

素朴な感じでしたが、鮮やかですがすがしい気持ちにな

りました。

コロナ禍で楽しいことが中々できない今、ちょっとほっ

とした時間でした。

ぷらっど(こつ こつ)編集後記 №181


最近5Gの覇権争いと、凄いのか凄くないのか、

電話会社もこぞって5Gというものの宣伝をし

ている。


スマホはこれ以上性能いらないなどの話をよくし

ているが、この5Gというデータ通信は非常に重

要で、これがなければ車の自動運転やスマートシ

ティ(エネルギーや交通、行政サービスなど効率

的に管理・運営する都市の概念)は成立しないほ

ど重要なものだそうだ。


日本は大きく出遅れてしまっており、アメリカ、

中国などが先駆的に整備している。この5Gが本

格的に機能しだすと、世界中の個人データが2秒

で集約できるらしい。


逆に一瞬にしてスマホもパソコンも車も使えなく

なり、パニックになってしまう。

そのような心配をしていても仕方がないが、日本

がおおきく後れを取ってしまっていることが、寂

しい。


やはり日本には工業製品やITなどで、世界でリード

してほしいと思うばかりである。

ふんわりちゃん


どこ行くの?って聞いても

「 え~っと それはね~ おなかすいたな~ 」


遊ぼって言っても

「 あのね~

  あんまりお金がないから~

  もしも~

  何か欲しいっておもったら~

  どうしたらいいのかな~ 」


こんな調子で

何を聞いても ふんわりしてる

答えはあいまい

ふんわりちゃん

私も ふんわりちゃん のようになろうかなあ。

ああ、やるもんじゃない

朝ごはん、ご飯にコーヒーかけてみた。

苦くて食えたもんじゃない。


公衆トイレでカレーパンを食べてみた。

臭くて食えたもんじゃない。


ルパンみたいになりたくて、ちゃり毛を伸ばしてみた。

うっとうしくて生やせたもんじゃねえ。         

                                   

身体いいからと酢をそのまま飲んでみた。

えずいて飲めたもんじゃない。           

                         

眠いので、メンソレータム目に塗った。      

痛くて塗れたもんじゃない。

新型コロナ禍で心配なこと

当法人には事業所としては、バムスぴあとクムがあります。

事業としては、就労継続支援B型、指定特定相談支援、地域

移行地域定着支援、児童相談支援、地域活動支援センター、

豊中市障害者基幹相談支援センター(障害福祉センターひま

わり内)があり、相談支援をしている中では新型コロナでの

心配なことが尽きません。


今回は就労継続支援B型(以下就B)で心配されていること

をお伝えしたいと思います。ご存知のように就Bは通所型で

泊まることはできません。例えば職員や利用者の中で感染

もしくは濃厚接触者が出た場合、保健所に通報し保健所の

指導の元行動することはもちろんの事、自宅待機などしな

いといけないかもしれません。


心配で家から出ることができなくなっている利用者は豊中

市の配慮もあり、電話や訪問で何とか支援をしていますが、

万が一のことがあると、訪問に行くことができるのか、今

来ている人たちは外へ出ることができないのか、ヘルパー

に来てもらっている人は来てもらえなくなるのか、そのよ

うな事がいっぺんに起こるので、利用者が支援を受けるこ

とができるのか、非常に危惧しています。


すべてのことを心配してもすべてを解決することは困難だ

ということは、わかりますが、例えば、在宅でも全員が支

援を受けることができる、別の代替えで利用できる場所が

あるなど1つでも安心材料があれば、不安はかなり軽減さ

れるでしょう。私たちはその「仕組み」を考えておく必要

があるのではないかと思います。


これは新型コロナだけの問題ではなく、もしもという不測

の事態に備える体制として全体で考えておかなければなら

ない問題だと思います。

豊中市障害者自立支援協議会の会長 かわりました。

自立支援協議会が発足して約10年、特定非営利活動バムスぴあ

の川合が会長という大役を仰せつかっていましたが、この度会長

が代わりました。

様々な議論をしながらぶつかってきたことも多々あったようです。

以下は川合に聞き取り、文章にしたものです。

豊中市が障害福祉分野で設置開催する会で法律によって定められ

ている会議は、

①豊中市障害者施策推進協議会

(市長の諮問会議、豊中市が決めた計画について、委員に意見をもらう場)

②豊中市障害者差別解消地域会議

(豊中市で差別と思われる事案について情報交換、共有や対応をする)

③豊中市障害者自立支援協議会

(現在の施策や制度で支援できないところを実際困っている地域の

事例からの課題について、協力し合いながら前に進めていく)


かなり砕いて書きましたが、③の会が行政や事業所の困りごとではなく、

当事者やその家族の困りごとを唯一ダイレクトに取り上げ検討できる場

なのです。

会長職の間、地域で住んでいる当事者、家族の声失くしてこの会は成り

立たないと思ってきました。当事者に会議に出ていただき意見を頂戴す

ることももちろん、実際制度の狭間で困っている当事者の声を、相談支

援をおこなっている人が汲み上げ、この会の議事にする。事業者や行政

が自分たちの取り組みたいことを話し合う協議会ではないのです。

それは絶対にぶれてはいけません。今後会議内容がぶれないよう注視し

たいと思っていますが、今回会長に就任した方は、これまでの自立支援

協議会を引き続き今まで通り進めつつ、新会長なりのカラーも出しなが

ら進めていくと言っていただけました。勿論会長がすべてを決めるわけ

ではありませんので、私たちもこれまで以上に力を入れていきたいと思

います。


前回本誌で「当事者中心というところだけあればいいのか」という記述

をしましたが、事業者や行政が検討し、集まりを開催し、「そこに当事

者も入ってもらって議論しましょう」では当事者中心ではなく、支援者

中心になってしまいます。当事者中心というのは実際困っている当事者

から困りごとを出してもらい、(支援者が代弁してもよい)その「困っ

ている当事者のため」に集まるという会で、「当事者に意見を聞きまし

た」という形にするため、「メンバーに入ってもらえばよい」という考

え方で進めないこと。

これは個人的な考えではなく、自立支援協議会は相談支援から解決しに

くい個別の問題を通し、個別支援会議をおこない、課題を全体で共有し、

その個別課題が前に進んでいくように検討する会議であると、厚生労働

省もガイドラインに記載しています。1つの解決が難しいと思われる課

題が進むことにより、その経験をもとにたくさんの方に応用が利くとい

う考え方です。従って、個別事例を通して豊中支援システムを構築して

いこうという考え方です。

今後も自立支援協議会が今までよりリアルタイムに困っている課題に取

り組んでいく会として進んでいくこととおもいます。川合は少し離れて

違う角度から協議会をみてみたいということでした。

大きな空

丸い空の仲(なか)

ちっぽけな 自分を抱える

空は続く

僕らのあしたのように

空は優しい

君がくれた笑顔のように

空は強い

一緒に泣いてくれた

友だちのように

空は儚い

在りのままの

僕らの姿のように

人は好き嫌いで

溢れていくけれど

僕は母がくれた優しさと

父がくれた いのちの花を

咲かせたいから

ただ 空を抱きしめるよ

空の笑い声 こぼれてるよ


藤田幸子

バムスぴあ利用者より


夏の思い出

父と行った海

真っ青な広い空 遠くかすむ地平線

何度もやってくる波 高い波 低い波 ・・・

楽しかった。 そして父の笑顔。

思い出と思い出がかさなり合って

心がふくらんでゆく。

ああ あの頃に戻れたらな。

父に会いたいな。

そんな私も50をこえ 遠い夏の日を

ふと思い出す


M・I

バムスぴあ利用者より

メールを送るよ


泣くもんか

君がくれた笑顔に

心が緩んだんだ

君がくれた笑顔に

僕は心をゆるすよ

つらい気持ちを送るよ

返ってきたメールの

顔文字に思わず笑ったよ

空を見上げたら

やさしい気持ちがあって

いつでも元気を送るよ

今日もメールを送りたい


S・F

バムスぴあの利用者より


十三のおっさん


夜も更けるころ

   

どこからともなくおっさんが、


どんどんどんどんあふれ出る

いたるところに灯がともり


昼間静かにしていたおっさんたちが

別人に生まれ変わったようにはしゃ

ぎだす。でもわすれてはいけない。


今の平和はあなた方のおかげです。


※クムに寄せられた作品です